読書感想/27 作者:小杉健治 出版社:ハルキ文庫 時代小説文庫 私的評価:なし ◎ストーリー◎ 両国広小路に兜割の大道芸人が出ていた。一朱で試し割りをさせて、 兜を割ったものには五両の賞金をだすのだという。 だが実はその大道芸人は古沢源一郎という浪人で、妖刀・紅竜を探しに 江戸に出てきたのだ。一方、江戸では辻斬りが出没していた。 手練れの武士が刀ごと身体を真っ2つに裂かれる凄まじさだった。 佐平次達は古沢源一郎の行動に不審を抱き探索に乗り出すのだが、 その最中、ある賭場で2000両奪われるという事件に遭遇する。 辻斬りの正体、そして妖刀・紅竜に秘められた謎とは果たして何なのか…? ◎私的感想◎ このシリーズはM美の受け持ちだから、私の感想はないのだ。 ● 情時代小説傑作選『世話焼き長屋』 作者:池波 正太郎他 出版社:新潮文庫 私的評価:★★★★★☆☆☆☆☆ ◎ストーリー◎ 「お千代」女房より猫を可愛がる松五郎。哀れな女房が間男して。 「浮かれ節」娘の仕度金も用意できぬ貧乏御家人が50両の都々逸勝負。 「小田原鰹」暴力三昧の駄目亭主の元から女房が逃げた。 「証」絵師の夢を絶った市兵衛の元に転がり込んだ美貌の娘は労咳を病んでいた。 「骨折り和助」親が残した大借金を五つの職を掛け持ちして返す和助だったが。 ◎私的感想◎ 特別これがいいという作品もなかったが、まずまずというか これくらいは平均点クラス。新鮮味には欠けるが。 ● 『余波上』 作者:ピーター・ロビンスン 出版社:講談社文庫 私的評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆ ◎ストーリー◎ 金髪の美少女が5人相次いで失踪した。誰にも姿を見られることなく 犠牲者を連れ去る犯人は〈カメレオン〉と呼ばれ、州をまたぐ合同捜査本部が 立ち上げられる。そんな折、家庭内暴力発生の通報を受けて警察官が急行した 家の地下室で全裸の少女がベッドの上で縛られた状態で死んでいるのが発見された。 ◎私的感想◎ 外人の作品にはぐいぐい引っ張られて円ディングまでノンストップで読める奴と 5ページぐらいで早くも後悔してくるものがあるが、この作品は後者だな。
by tomhana0909
| 2014-01-04 18:25
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人生の御負け
[お願い]
━━━━━━━━━━━━━━ この人生の御負け[アーカイブ]ページもいつ開かなくなるか判らないので、直接このページに来るのではなく[プレビュー]ページから入ってくれると確実に見れます。面倒ですがよろしくお願いします。 [PROFILE] ━━━━━━━━━━━━━━ 脳梗塞を発症してはや12年目を迎えた。肉体的には負い目のようなものも確かにあるが、気分的にはそうでもない。耳の奥から『御破算に願いましては…』という甘い囁きはまだ聞こえてこない。この病気になって、これまで誰かに追われるかのように無我夢中にやってきた人生を今一度、見直すいい機会を与えてくれた事だけは確かだ。どんな人でも人生の終わりを必ず迎えなければならない。私もその時が来るまで悔いのない人生を送りいたいと願うばかりだ。 その他のジャンル
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