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《フォトレター176》

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読書感想/43


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『スノーボールアース』
作者:ガブリエル・ウォーカー 出版社:ハヤカワ書房
私的評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆

◎ストーリー◎
科学界で大論争を巻き起こしているスノーボール・アース。
この地球史上最大の事件をめぐり、科学者達が繰り広げる
白熱の探究ドラマを再現する。5億数1000万年前に起こった、
多細胞生物の爆発的な進化/カンブリア紀の大爆発は何によって
もたらされたのか?これに答えるのが、スノーボール・アース
全地球凍結仮説である。かつて途方もなく厚い氷が、
赤道付近も含めて全面的に地球を覆っていたことを主張するこの仮説は
ウェーゲナーの「大陸移動説」にも匹敵する革命的なものなのだ。
学界のカリスマ、ポール・ホフマンをはじめとして、
個性豊かな地質学者達がアフリカの砂漠から北極圏まで
地球を縦横無尽に探り、全地球凍結の証拠を積み上げていく。
その過程を通じ、飛躍的な生物進化の謎が遂に解明される。

◎私的感想◎
一言、外人の文章は読み辛い。



侠客銀蔵江戸噺『惜別の海』
作者:稲葉 稔 出版社:時代小説文庫
私的評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆

◎ストーリー◎
小さな店の御用伺いをして生計をたてている清吉は小間物屋・泉屋から
依頼された集金が上手くいかずに苦心していた。そんなある日、
清吉は泉屋の1人娘が何者かに攫われたのを耳にする。犯人からの要求に
応じた泉屋だったが、娘は戻らず、更なる要求が。見兼ねた清吉は
1番信頼を寄せている銀蔵に助けを求めるが。堅気を貫き、弱きを助け、
強きを挫く銀蔵の生き様が、殺伐とした江戸に爽やかな風を起こす。

◎私的感想◎
別段、どうってことのない話だった。最近、不作が続いている。



大江戸怪奇譚『ひとつ灯せ』
作者:宇江佐 真理 出版社:文春文庫
私的評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆

◎ストーリー◎
作り事は一切無用。ほんとうにあった怖い話だけを披露し合うという
集まりに顔を出すようになった清兵衛はいつしかその妖しい魅力に
取り憑かれてゆく。やがて各々の身辺に奇妙な出来事が起こりはじめ、
1人、また1人と。老境を迎えた男女の迷いと人知の及ばぬ事件が
絡み合う、哀愁味あふれる怪奇譚。

◎私的感想◎
一言、素通りするという感じで目が踊って、活字が入ってこなかった。
この作者との相性は全然よくなかった。
by tomhana0909 | 2014-01-05 09:41
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