人気ブログランキング | 話題のタグを見る

《フォトレター198》

040.gif
読書感想/56


《フォトレター198》_e0059431_924756.jpg
『花匂う』
作者:山本周五郎 出版社:新潮文庫
私的評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

◎ストーリー◎
短編集。矢押の樋/勘定奉行の外村重太夫が濠の中で泳いでいる
若者の姿を見かけた時、不埒な者がいると思う程度だった。
折しも藩では天候不順のため作柄が悪く、飢饉状態が現れ始めていた。
そのため幕府にお貸下げを願うほかに策はなかったくらい
追いつめられていた。江戸には矢押監物が赴き交渉にあたっていた。
濠で泳いでいたのはこの監物の弟・梶之助だった。

◎私的感想◎
やっぱり、さすがだ。



『仇討ち』
作者:池上正太郎 出版社:角川文庫
私的評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

◎ストーリー◎
囲碁の口論から父を惨殺した笠原孫七郎を追って30年。信州松本藩の
夏目半介は仇討ち費用を人に貸して生計を立てる江戸暮らし。
ふと 馴染んだ娼家のお君の、熟れた体に激しく溺れた。そのお君が
悪事を犯しただんなと江戸を出奔、半介は後を追うが、その男こそ…。

◎私的感想◎
うん、まずまずだ。
by tomhana0909 | 2014-01-05 10:54
<< 《フォトレター199》 《フォトレター196》 >>