読書感想/56 作者:山本周五郎 出版社:新潮文庫 私的評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ ◎ストーリー◎ 短編集。矢押の樋/勘定奉行の外村重太夫が濠の中で泳いでいる 若者の姿を見かけた時、不埒な者がいると思う程度だった。 折しも藩では天候不順のため作柄が悪く、飢饉状態が現れ始めていた。 そのため幕府にお貸下げを願うほかに策はなかったくらい 追いつめられていた。江戸には矢押監物が赴き交渉にあたっていた。 濠で泳いでいたのはこの監物の弟・梶之助だった。 ◎私的感想◎ やっぱり、さすがだ。 ● 『仇討ち』 作者:池上正太郎 出版社:角川文庫 私的評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ ◎ストーリー◎ 囲碁の口論から父を惨殺した笠原孫七郎を追って30年。信州松本藩の 夏目半介は仇討ち費用を人に貸して生計を立てる江戸暮らし。 ふと 馴染んだ娼家のお君の、熟れた体に激しく溺れた。そのお君が 悪事を犯しただんなと江戸を出奔、半介は後を追うが、その男こそ…。 ◎私的感想◎ うん、まずまずだ。
by tomhana0909
| 2014-01-05 10:54
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人生の御負け
[お願い]
━━━━━━━━━━━━━━ この人生の御負け[アーカイブ]ページもいつ開かなくなるか判らないので、直接このページに来るのではなく[プレビュー]ページから入ってくれると確実に見れます。面倒ですがよろしくお願いします。 [PROFILE] ━━━━━━━━━━━━━━ 脳梗塞を発症してはや12年目を迎えた。肉体的には負い目のようなものも確かにあるが、気分的にはそうでもない。耳の奥から『御破算に願いましては…』という甘い囁きはまだ聞こえてこない。この病気になって、これまで誰かに追われるかのように無我夢中にやってきた人生を今一度、見直すいい機会を与えてくれた事だけは確かだ。どんな人でも人生の終わりを必ず迎えなければならない。私もその時が来るまで悔いのない人生を送りいたいと願うばかりだ。 その他のジャンル
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